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グループ・ニライカナイ

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 南方熊楠(みなかた・くまぐす)記念館 

    自由に生き、奔放に学んだ日本人の極致。植物学(菌類)、博物学、民俗学など多くの分野に輝かしい足跡を残し、さらには近年世界文化遺産に登録された紀伊山地の生態系を保護したエコロジー運動の先駆け、偉人・南方熊楠の生涯を展示する和歌山県・白浜の記念館。




 文芸評論家   文学博士 ダミアン・フラナガン氏  (同氏のウェブサイト)

 母国イギリスで漱石の偉大さに魅惑され、日本で研究を進める気鋭。 (神戸新聞

著書: 日本人が知らない夏目漱石 (世界思想社)
「小説の王様」は漱石である。トルストイやドストエフスキー、ジェームズ、ジョイスでもない…。『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』等々の作品に込められたテーマや意味は何か、選び抜かれた言葉の源泉や美術的要素をはめ込む意図のありかを探るなど、瞠目すべき叙述で「誤解」を正す。イギリス人の著者が日本語で著した記念すべき漱石文学論の誕生である。

英訳書:


The Tower of London (倫敦塔、Peter Owen Publishers, London)  
05年日本文学翻訳賞受賞  (コロンビア大学 ドナルド・キーン日本文化センター)

Botchan (ぼっちゃん) The Gate (門)他、再刊−既訳本に同氏による新たな解説を追加−予定。